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社会科学のアゴラ :: Research and Pedagogy

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井上信宏 について

井上信宏(いのうえ・のぶひろ) INOUE Nobuhiro  ・

  • 1965年生
  • 信州大学経済学部 教授
    信州大学大学院 経済・社会政策科学研究科 地域社会イニシアティブ・コース 担当

【略歴】

  • 東京学芸大学、法政大学大学院、東京大学大学院を経て
  • 1998年4月より、信州大学経済学部に勤務
  • 2003年4月より、信州大学大学院 経済・社会政策科学研究科 地域社会イニシアティブ・コース(社会人大学院)を担当
  • 2007年9月より、社団法人生活福祉研究機構、主任研究員(兼任)
  • 2007年10月より、専門社会調査士(第1061号)
  • 2008年10月〜09年9月、東京大学大学院経済学研究科、国内研究員

【研究テーマ】

  • 社会調査にもとづく社会政策課題(労働・生活・福祉)の実証研究
  • ケアワーク(介護労働)、コミュニティケア(地域福祉)の調査研究
  • フィールドリサーチ(社会調査)の方法と教育
  • ほか

▶  2011年度の学部・大学院開講科目、主要著作、講演テーマ、連絡先等の情報は、
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井上信宏の研究 について

■ わたしは、ここ10年、ケアワークに携わる福祉専門職の労働条件と能力開発の調査研究を皮切りに、福祉専門職と地域住民の人的資源のネットワーキングと地域づくりという観点から、福祉専門職やボランティア、市町村職員や地域住民による福祉コミュニティの構築実践を研究してきました。

■ その際の研究手法は、現地でのフィールドリサーチ、関係者への聴取調査やアンケート調査を中心とする社会調査を基礎とするものです。

■ たとえば、高齢者介護などの社会保障に関する特定の政策課題において、地域の専門職や地域住民が自らの生活圏域をどのように設定し、地域固有の社会問題として何に注目しているのか、そのなかで地域住民が地域固有の問題をどのように解決しようと試みているのか—社会調査を通じて、こうした地域社会の一連のプロセスを明らかにし、福祉コミュニティの構築過程を描き出し、地域の専門職の働き方や地域住民の生活の変容を具体的に記述する作業を通じて、地域社会における政策課題を明らかにするというものです。

■ わたしの現在の研究テーマは、次の3点に要約できます。

  1. 社会福祉基礎構造改革と介護保険制度のなかで、それぞれの地域社会がどのように福祉コミュニティをデザイン・構築してきたのか。具体的な介護・福祉現場において地域社会が独自に編み出してきた現場の活動や地域政策を明らかにすること
  2. 福祉コミュニティの担い手(専門職)の現場のネットワーキングと労働問題を明らかにすること
  3. 前2点をふまえながら、地域政策という観点から、社会政策における生活問題(社会保障)と労働問題を往還する新しい政策理論を構築すること